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2016/12/09

【キングダム】向ちゃんがかわいい2016 #嫁ラブ

「好きなキャラ Advent Calendar 2016」に参加させていただくことにしました。4年目を迎えるこの企画、色々なジャンルのキャラクターへの熱烈なラブコールが読めるとても楽しい企画です。

昨年は参加しそびれましたが、2013年・2014年は参加していましたエヘヘ。
2013年:『キングダム』の嬴政様について語るよ  #YOME_LOVE
2014年:あらためてアルスラーンが好きだなあと思ったという話をします #YOME_LOVE
2年ぶりの今年は、また『キングダム』のキャラクターについて語らせていただきます。

『キングダム』という作品の概要につきましては2013年の記事をご参照ください。
……と言っても、去年『アメトーーク!』でキングダム芸人特集があったり、あと今年は連載10周年ってことで各種メディアで取り上げられる機会が多かったりしたので、記事を書いたときよりもさらに人気は増した感じがありますし、今更という感じではありますが、そうは言っても語りたい!好きだから!!
あと、せっかくこんなに注目が集まってるんだから、頼むからアニメ3期やってくれ!!合従軍から咸陽反乱まで、どこをとっても名場面ばっかりじゃねーか!!お願いします!!!!
そんな(欲望まみれの)気持ちで語る記事です。よろしければお付き合いください。

※コミックス40巻までの内容をもとにしています。
未読の方にも楽しんでいただけるようネタバレ等には配慮するつもりですが、キャラの魅力を語るためのエピソードの紹介や画像引用などがあります。よろしくお願いします。



さて、『キングダム』は基本的には紀元前3世紀の戦場で老若男女が大暴れする話(大雑把にもほどがある)なのですが、多数を占める男性キャラはもちろんのこと、女性キャラも華やかで魅力的です。こちらの画像をご覧ください。
しおり
これは、ヤングジャンププレミアム(週刊ヤングジャンプが毎週自宅に届くサービス)の8月特典だった「キングダム美女大集合クリアしおり」です(会員なのでゲットしましたイェーイ)。選抜メンバーはいずれも、美しいばかりでなく、武勇・智略・度胸に富んだ、男性キャラにひけをとらない猛者たち。戦場を華麗に彩る大輪の花々です。

戦いの物語のなかで、女の子が活躍してると嬉しくなっちゃうマンなので、この女性たち勿論みんな大好きなのですが、私が一番贔屓の女の子はこの子。
後宮にいる宮女の一人、向(こう)ちゃんです。
40巻表紙部分
(原泰久『キングダム』40巻(表紙の部分拡大))

いかがでしょう、感じ取れるでしょうか。丹精込めて育てられた大輪の花ではなく、春先にそこらへんの道端で咲いてる名前もよく知らない小さな花のような風情。

頑張って言葉を選びましたが、要するに「地味」です。
作中で複数の人物に言われているので仕方ない……しおり選抜メンバーにも入ってないし……

しかし公式の外見評価がどうあれ、私にとってはハイパーかわいいヒロイン向ちゃんなのです!
今回は、そんな向ちゃんのかわいさを全世界にお伝えしていきたい!がんばります!!


【向ちゃんのここがかわいい!2016】
1.「普通」の女の子である
容姿は「地味」、身分は庶民(田舎の零細商人)出身。また、際立った才能に恵まれているわけでも、勇敢なわけでもない。本当にごく普通の、華やかな後宮では埋もれてしまうような女の子です。
しかし、メインで活躍する女性キャラが軒並み美人で武勇や知略に優れている中で、「普通であること」はそれはそれで一つの個性であると言えますし、向ちゃんの視線はすなわち読者のそれと近いものでもあります。男性キャラでは尾平がこの枠にあたるでしょうか。戦場に次ぐ戦場の連続で緊迫感が続く中、出てくるとなんだかホッとする人物です。

男性でも女性でも、華やかな美形よりはむしろこういうタイプが好みっていう人、いるでしょ?

2.一途な女の子である
登場人物が「夢」や「野心」、あるいは「復讐心」などを原動力にして戦うこの物語で、向ちゃんの原動力は「恋心」です。ある些細な出来事がきっかけで2歳年上の秦王・政に恋をした向ちゃんですが、さまざまな試練に巻き込まれながら政を一途に想い続け、その想いゆえに強くなっていきます。
一途で健気な女の子、ただでさえめちゃくちゃ大好きなんですが、こういう女の子が私の一番の推しメンを一途に愛してくれてるの、めっちゃくちゃ嬉しくてですね……よかったね政様……。

とまあこういう感じなのですが、具体的なエピソードに触れずに向ちゃんの良さを語れようか!!というわけで、次項で私の選ぶ向ちゃんカワイイエピソードを紹介したいと思います。


【向ちゃんのエピソードセレクション2016】
1.登場
★「心の伽」

向ちゃんの初登場はコミックス7巻、第74話。後宮の女子のおつとめ、王の「伽」をする場面です。
ちなみにこのとき「秦王」である政は14歳、向ちゃんは12歳。キャー淫靡!少年少女の性!!
……と思いきや、実は手がついていなかった向ちゃん。しかし、ちょっと優しくされただけですぐ恋に落ちてしまいます。ちょろい可愛い。そして、「政には想い人がいた」という噂を聞き、ショックを受けながらも、その傷を癒そうと心に決めるのでした。
かわいい……
(原泰久『キングダム』7巻)

噂自体は誤解に基づくものでしたが、向ちゃんの純粋な想いは政の心をほぐし、やがて政は、他人に初めて自分の幼少時代を打ち明けるのです。

★秦王暗殺未遂事件、さりげないファインプレー
さてその頃(8巻~)、王宮には刺客が送り込まれていました。勿論ターゲットは政です。迎え撃つために信も王宮へ潜入、政とともに闘うことになります。その場に居合わせてしまう向ちゃん。
先にも言いましたが、向ちゃんは武闘系ではなく、こういう場面では戦力外。しかし、政を救うファインプレーがありました。
必死な向ちゃんはかわいい
(原泰久『キングダム』9巻)

あ、これは信たちを刺客と間違えて必死に攻撃する場面です(投げているのは政が読んでいた木簡の書物)。かわいいですね。
ギャグパートではありますが、ここで描かれている「向ちゃんは政のためなら勇気を振り絞ることができる女の子である」という点、重要ですのでよろしくお願いします。

なんやかんやで(詳しくは本編で!)刺客を撃退した信たち。しかし、撃ち漏らした刺客の一人が背後から政に迫ります!とっさに声を上げる向ちゃん!
二人の好アシストからのゴール!
(原泰久『キングダム』9巻)

えらいぞ向ちゃん&貂!よくやった!!
以前の記事でも触れた場面ではあるのですが、実は二人のアシストに支えられた政様のカッコいい場面でした。スポーツニュースだったらこのシーン「きょうのハイライト」的なコーナーで何回も流れるやつです絶対。

★巻末おまけ漫画要員
10巻以降しばらくは、向ちゃんは本編に出てきません。そのかわり、巻末おまけ漫画で彼女たちの日常がちょこちょこと語られます。
他の宮女に親友と仲違いさせられそうになったり、その親友が政の寝所に呼ばれたりなど、作家と掲載誌によってはこれコミック5冊分くらいは使うよね??的なエピソードが、巻末のほのぼのとした空気でサラッと流されていきます。だがまあ別にそれはそれで構わんのだ、向ちゃんと陽ちゃん(親友)にドロドロしてほしいわけじゃないんだし。不必要にドロドロさせない、安心と信頼のキングダムです。よろしくお願いします。
本編では秦と趙の激戦が行われている中、この巻末パートは貴重な癒し要素になりました。


2.試練と恋の成就

★「戦う者」になる
巻末の日常パート担当だった向ちゃんが、本編に再登場するのは17巻。15歳になって、(絵柄の変化もあり)少し綺麗になって出てきました。ヤッター!と思うのもつかの間。「戦いの物語」であるキングダムで、本編に登場するということは、彼女が戦いに巻き込まれることを意味します。
王宮では、丞相(宰相)呂不韋と政の権力闘争が続いていました。呂不韋は後宮の実力者、太后を懐に取り込みます。政の実の母親であり、呂不韋にとっては元カノです。ドロついてきたけど、『史記』にも書いてあるのでしょうがない。
向ちゃんは二人の密会現場を目撃してしまい、随行していた宦官に口封じに刺されてしまいます。このクソ宦官よくも私の向ちゃんを!テメェ絶対許さねえからな!!!!
政の助けで一命をとりとめ、死の淵から回復した向ちゃんは、政に自分が見たものを打ち明けるのですが……
18巻01-02
(原泰久『キングダム』18巻)

「申し訳ありませんが… 大変おつらい事をお伝えしなくてはなりません」


向ちゃんがどんなに政を大切に想っているか、この一言だけで痛いほどに伝わります。
政に自分の見たものを伝えなければならない、でもそれは「実母に裏切られている」という内容。きっとショックを受けるだろうと、こう前置きした向ちゃん。瀕死の重傷を負って、やっと意識が回復したくらいの状態で、それでも政を気遣いました。
これを尊いと言わずして何と言おうか。天使なのでは????

「地味」で、勇敢なわけでも、知略に優れているわけでもない、ごく普通の女の子である向ちゃん。だからこそ、彼女の見せる勇気と健気さは尊いものになります。一途な愛情こそ、向ちゃんの強さなのですね。

かくして、おまけ漫画日常パートの癒し系担当だった向ちゃんは、「政を愛するゆえに戦う者」になったのです。

★恋の成就、そして「后」に
劇的なエピソードを挟みつつも政との恋は進んでるのか進んでないのか……とやきもきしていた我々(??)の前に、衝撃的ニュースが飛び込んできました。24巻。
24巻01
(原泰久『キングダム』24巻)

ええええええーーーーー!?!?!?!?
いやちょっと待って、22巻の巻末とか23巻とかで「おっこれは進展がありそうかな?」って予感はあったけど、各駅停車に乗ってたと思ったら新幹線だったみたいな急展開!銀英伝かよ!!
24巻02
(原泰久『キングダム』24巻)

銀英伝かよ!!!!(2回目)
嬉しいけど、もう少しじっくり二人の進展を眺めたかったなぁーーーー!まあ恋愛漫画じゃないので仕方ねえ!!
まあ、ここに来るまでに出会ってから4年かかってますからね。向ちゃんよかったね……よく頑張った……!

ところで向ちゃん、後宮での「地味」という評価が身に沁みついていて、自己評価は低めです。政と結ばれたことを喜びつつも、こんな言葉を口にしていました。
30巻01
(原泰久『キングダム』30巻)

不穏な台詞ですが、このとき秦は五ヵ国の連合軍(合従軍)に攻められていてめたくそ大ピンチだったので、向ちゃんが不安を口にするのも無理はないのですが、このシーンの向ちゃん、つまりこういう状態なわけです。
 ・とにかく自分に自信がない
 ・……ので、好きな人と結ばれたという幸せを受け止めきれていない
 ・……ので、その「好きな人」は国王であり、その子を身籠った向ちゃんは「王の后」という重責を背負うことになる、と気づいていない

つまりこの時点の向ちゃんは、まだ政に恋する普通の女の子のままなわけです。いやーかわいい!これはこれでいい!
しかし、向ちゃんが口にした不安は現実のものとなります。合従軍が王都咸陽に迫り、国王自身の出陣という事態に。政は、出陣前に向ちゃんに会いに来ます。勝ち目の少ない戦であることは政にも向ちゃんにも分かっていて、行けば政は死ぬかもしれない。それでも、行かなければ万に一つの勝ち目もなくなる。

向ちゃんが本当に「秦王嬴政の后」になるのは、このエピソードだと思います。
30巻の最終エピソード、ここはぜひ実際に読んでいただきたい。そして一緒に号泣しましょう。よろしくお願いします。
30巻まで読んだら、そのまま40巻まで読んでまた一緒に号泣しましょう。よろしくお願いします。

政を深く愛し、一緒にいたいと願うからこそ、試練を課せられる向ちゃん。
しかし、長い物語の中で、彼女は着実に強くなっていくのです。


【愛する人をあたためる、やわらかな光】
さて、『キングダム』は(大幅に脚色を加えてはいますが)歴史を題材にした物語であり、秦王政はのちに「始皇帝」となる人物です。彼の生涯については『史記』をはじめとした多くの歴史書に記録が残っていますが、対照的に「妻子」についての記録は驚くほど少なく、皇后となったはずの女性についても、その名前すらわかっていません(子供も数十人いたとされていますが、名前が出てくるのは「扶蘇」・「胡亥」などごくわずかです)。

しかし記録がないということは、創作において自由な描写が許されるということでもあります。数多くいたはずの始皇帝の后たち、『キングダム』における向ちゃんはその象徴的存在です。才色兼備の高貴な女性や、あるいは勇敢な女性として描写する選択肢もあったと思いますが、向ちゃんはそうではなく、身分の後ろ盾や特異な才能は持っていない、ただ政を一途に恋い慕う女性として登場しました。
また、のちに彼女が産んだのは女の子で、有名な(=『史記』でその末路まで記されている)「扶蘇」「胡亥」のいずれでもありません。

一途に政を愛し、また、史書に名前の出てくる子ではない子を産んだ向ちゃん。彼女は恐らく今後、「政=始皇帝」の人間としてのやわらかい部分を担う存在になるのではないかと思います。
(※胡亥ちゃんは始皇帝の末子であり、『キングダム』にはまだ登場していないので、もしかしたら今後その生母になる展開があるかもしれませんが……)
政が「人の本質は光だ」と語る場面があります。政に寄り添う向ちゃんの存在もまた、あたたかな光であると言えるでしょう。

そんな向ちゃんを、これからも見つめていきたい。大好きです。

今回の語りはここまでに致しとうございます。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
なお、向ちゃんファンクラブ(秦王室非公認)はいつでも仲間を募集しております!よろしくお願いします!!

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